看護師が辞めるタイミングとしていつが良いのか
看護師という仕事は、誰もができる仕事ではありません。
人の役に立つ仕事ですから、きっとやりがいもあるでしょうし、満足感もあると思います。
しかし、心身ともに負担が大きく、重圧を感じる仕事でもあります。
また、再就職しやすいことや、再就職先も多いことから、転職を考える方も多いようです。
転職サイトを見ると、たくさんの情報がありますので、とても便利に探すことができます。
そこで、考えるのは、辞めるタイミングです。
たとえ、退職の理由が正当なものであっても、辞めることによって職場に迷惑をかけるような辞め方は避けたいものです。
できるだけ、円満に退職したいですよね?
では、どうすれば円満退職できるのでしょうか?
今、まさに辞表を出そうか迷っておられたり、転職をお考えならば、ぜひ、ご覧ください。
退職を引き止められてしまう時期とは
退職、これは、労働者の権利ですが、職場にも今辞められると困るという時期があるものです。
円満退職をするためにも、参考になさってください。
たとえば、ちょうど同じ時期に退職者や求職者が続いてしまうかもしれません。
そのような時に、辞表を出すと、もうしばらく働いて欲しいと引き止められてしまうでしょう。
また、同じ職場に5年以上勤めておられる看護師は、ベテランであり、トップの補佐、そして、新人を教育するという、中堅という立場になっており、周りから活躍を期待されていることが多いので、抜けられてしまうことは、トップからすれば、補佐役がいなくなり、新人からすれば、頼れる先輩がいなくなることになります。
そうなると、当然、職場全体のバランスが崩れてきてしまうので、引き止められやすくなってしまいます。
さらに、一年の年度末の3月末です。
この時期は、きりが良いことから、退職者が増えやすい時期です。
でも、その時期は、締めくくりの時期なので、普段の業務以外の仕事が増えることがあります。
特に、大学病院など、学校にかかわりのある病院は慌ただしくなる時期です。
そのような時期に、退職を願い出ると、一年で最も忙しい時期に・・・と思われるかもしれませんので、注意が必要です。
職場の状況ばかり考えていると、辞めるタイミングというのは、なかなかないかもしれませんね。
そのような中で、円満に退職する方法についても見ていきましょう。
惜しまれつつ円満に退職するには
退職理由を正直に伝えるのは決して悪いことではありませんが、職場の環境を変えて欲しいとか、給料の額に不満があると申し出たとします。
そのような場合、改善するから職場にとどまるよう、引き止められてしまうかもしれません。
そこで、自分ではどうすることもできないことを退職の理由にすることができます。
たとえば、結婚を機に、遠くに引っ越すことになったため、通勤が不可能になった、育児や介護のため勤務が難しくなった、体調を崩しドクターストップがかかった、などです。
このような理由なら、円満に退職しやすいといえます。
しかし、嘘、偽りは良くありません。
そこは、トラブルにならないように気をつけましょう!
別の点として、退職を決めたなら、できるだけ早めに職場の上層部に退職の相談をするようにしましょう。
法的には、退職をする2週間前までに報告しなければならないと定められていますが、それより早くても問題ありませんので、いついつまでに退職したいということをなるべく早めに申し出るようにしましょう。
看護師は、勤務日や時間のシフトによって出勤日が決まってきますから、出されているシフト分の仕事は最後まで行なってから辞めるようにしましょう。
そうしないと、同僚にしわ寄せがいってしまい、多大な迷惑がかかってしまうからです。
さらに、忙しい時期に抜けてしまうと、引き継ぎなども大変になりますから、一緒に働いてきた同僚に安心していただくためにも、早めに引継ぎの準備をしておきましょう。
看護師が、退職を申し出ても引き止められてしまう時期や、円満に辞められるためにどのようにしたら良いかという点をお伝えしました。
迷惑をかけてしまう辞め方は避け、なるべく早めに退職の意思を上層部に相談するようにしていきましょう。
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